「看護の心」「ケアの心」「助け合いの心」を誰もが育むきっかけとなるよう1990(平成2)年、厚生省(当時)が近代看護を築いたフローレンス・ナイチンゲールの誕生日にちなんで5月12日を「看護の日」、この日を含む週の日曜日から土曜日を看護週間としました。看護週間には毎年、全国各地で看護に関するイベントが開催されています。そして2021(令和3)年、福岡県看護協会は、皆さまから「看護の心」に関する写真やコメントを募集しました。
皆さまからの投稿を動画で公開
多くの投稿をありがとうございました。心からお礼を申し上げます。
これからも、共に看護の心の輪を広げていきましょう。
公益社団法人福岡県看護協会 会長 大和日美子

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フローレンス・ナイチンゲール
Florence Nightingale
1820-1910 - イギリスの看護師。クリミア戦争での敵・味方の分け隔てのない看護で「クリミアの天使」と呼ばれる。統計に基づく医療衛生改革でも知られ、病院建築でも非凡な才能を発揮した。近代看護教育の母。
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フローレンス・ナイチンゲール
Florence Nightingale
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看護の力で健康な社会を! [2019.2〜2021.6]
- ナイチンゲール生誕200年を記念し、世界保健機関(WHO)および国際看護師協会賛同のもとで行われている取り組みで、英国を中心に「看護職がもつ可能性を最大限に発揮し、看護職が健康課題への取り組みの中心に立ち、人々の健康向上に貢献するため」の行動が世界的に広まっています。公益社団法人日本看護協会と日本看護連盟もNursing nowキャンペーンの趣旨に賛同し、「看護の力で健康な社会を!」をテーマにさまざまなイベントを展開しています。
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会長あいさつ GREETING
あなたの中にある看護の心が
すばらしい未来をつくっていく
看護の「看」は、目に手をかざしてみるという漢字です。目と手で相手をよく見て、護ること。それが看護の本質であり、誰もが看護の心を持っています。昨年からの新型コロナウィルスにより、県民の皆さまは窮屈な日々を送ってこられたと思います。でもその中で思いやる心、助けあう心が芽生えてきたのも事実です。家族、同僚、旧友、クラスメイト…たくさんの人のことを思いやりながら、少しでも感染が広がらない努力をしてこられたのではないでしょうか。それもまた、看護の心による行動です。
そして医療従事者の方は、コロナの最前線で活動しています。その活動は、看護職としての使命感と看護倫理によって支えられています。これから看護職を目指す方にお伝えしたいのは、看護職はすばらしい仕事だということです。大変なこともあるけれど、あらゆる世代の方々を支援し、自分自身も人間として成長していける、そして明るい未来をつくることができる仕事です。
看護職になるために必要なことは、なりたいという気持ちだけです。自分が誰かのために何かをしてあげたい。その気持ちが一番大切なことです。100人いれば100通りの看護の心があります。ぜひ皆さま、この機会に助け合いの心、思いやりの心について考えてみてください。多くの方からの看護の心にまつわる投稿をお待ちしております。
公益社団法人福岡県看護協会
会 長 大和 日美子




新型コロナウイルス感染症の終息がみられず、多くの人が健康への不安を感じている今、だれもが身近な人の体をいたわったり、気づかったりしているのではないでしょうか。小さなことでも、それが「看護の心」。そんなあなたが感じた身近なできごとをインスタグラムで「#看護の心福岡」のハッシュタグをつけて、写真+コメントを投稿してください。優秀な投稿は当サイトおよび動画に掲載いたします。ぜひ一緒に看護について考え、「看護の心」の輪を広げましょう。
- 受付期間
- 2021年度の投稿は終了いたしました